オシャレ

世のオシャレ女子はすごいと思う。朝家を出る何分も前に起きて、お肌の調子を整え、適切な組み合わせの服を選んで着、ベースメイクからアイメイクまでしっかり時間をかけてやって、髪をこだわってセットして、その上で軽い朝食を摂ってから家を出るのだ。たぶん。想像だけど。いやはや絶対無理だ。私は家を出る15分前まで布団から出られない。ダメすぎる。

オシャレってなんなんだろう。お化粧って。世の女子は自らの外面がアイデンティティだったりするんだろうか。うーん、割と信憑性ある説な気がするなあ。

自分にはアイデンティティを預けられ得るほどの屈強な(笑)外面を作るまでの気力がない。そもそも作れる気がしないし。誰かにやらなきゃダメだよ、と言われればやるのかもしれないけど、そういうもんでもないだろうし。まあそういう運命だったのかなって思う。神様の采配。

服選びもすごく難しいと思う。だって「着たい服」と「似合う服」は違う(場合もある)じゃないですか。しかも「純粋にデザインがかわいい服」と「自分が着てかわいい服」も違う(場合が多い)じゃないですか。前者はかわいいのは服、後者はかわいいのは(その服を着た)自分なわけですよ。違う。全然違う。その上自分が思う「かわいい」と他人が(特に異性が?)思う「かわいい」もたぶん違う。もう恐ろしい。かわいい服なんて選べない。

と言いつつ、実は「純粋にデザインがかわいい服」が結構好きなので、厄介なのだ。かわいい服には惹かれるけど、その服を着た自分が外から見てどうなのか、はあまり考えたくない。もっと言えば、自分がかわいい服を着たいと思っている、ということを認めるのもすでにしんどい。結果、こじれこじれて結局いつもやる気のない服装をしてしまう。いやまあ単純に考えるのが面倒くさいってのも大いにあるけども。

せめて人並みの身なりにしないとなあ。人並みってなんだろ。とりあえず美容院に行かなきゃなあ、、、、めんどくさい、、、、行きたくない、、、、部屋で寝てたい、、、、振り出しに戻る。